フランスにおける日本のアンダーグラウンドカルチャー研究の第一人者であるAgnes Giard(アニエス・ジアール)女史による
最新著書「Un désir d’humain」に、当工房の等身大ドールに関する考察を掲載頂きました。
当該書籍は約370ページに及ぶ本で、細かいフランス語でびっしりと埋め尽くされているため、英文すら読めない私には
理解することは到底不可能ですが、日本語版の予定もあるとの事で、その出版が待たれます。
370ページ中、図版は30数ページですので、写真を期待される方にはお勧めできませんが、裏クールジャパンを知るには
欠かす事の出来ない興味深い内容になっていると思われます。
国内の複数他メーカーさんのドールを含めての30数ページである為、当工房のドール画像は数点ですが、
私が過去に撮影したお気に入りの写真が掲載されています。
この本をきっかけに、昨日フランスのテレビ局「Enorme TV」制作の情報番組「Quarks」からも取材を受けることとなり、
普段一人だけの工房が、久しぶりに賑わいのある場所となりました。

フランスから届いた荷物。 いったいこれは・・・?

度々お会いしている、フランス人でスイス在住のアニエス・ジアールさんからの贈り物でした。
Agnes Giard
Agnès Giard Blog
日本のエロティックカルチャーを紹介するフランス人 アニエス・ジアール

当工房のドール写真を掲載頂きました。

分厚い本につきページが広がらない・・・
なので重石にデジカメ(DSC-F707)。 このカメラ、古いけど機能美の塊です。でも、故障中;

カバーを取ると実に渋い本体が。 「日本叢書」、こちらの表紙の方がカッコイイと思うんですけどね。

取材に訪れたフランスのテレビ局「Enorme TV」制作の情報番組「Quarks」の取材クルー。
番組は「成人男性を中心とした視聴者を対象とする夜の時間帯の人気情報番組」との事。
端的にに言うと、「深夜のアダルト情報番組」ですね。(笑)
昔あった「11PM」とか「トゥナイト」のような・・・、いや、「ギルガメッシュナイト」あたりが妥当か。
手前がディレクターのセバスチャン・バルドス氏。 凄い男前で惚れ惚れします。

カメラマンのジェレミー・アボート氏。 やはりかなりの男前でいらっしゃる。
この容姿でフランス語ですからね、かっこ悪いわけがないです。

日本人コーディネーターのケロッピー前田氏(真中、奥)。 高身長の上、身体改造入りまくりで、夜道では
絶対に擦れ違いたくない風貌でいらっしゃいますが、見た目とは裏腹に、物腰の柔らかい誠実なお人柄です。
最近テレビ番組等でも注目を集めているキーワード”クレイジー”の先駆者でもいらっしゃいます。
http://keroppymaeda.cocolog-nifty.com/blog/
CRAZY TRIP 今を生き抜くための“最果て”世界の旅

取材は5時間近くに及びましたが、久々に賑やかな工房となりました。